Carry on (Shm-CD) review

ボビー・コールドウェルの第3作目。ボーカルの他、ギター、キーボード、ベースをプレー。スティーブ・ルカサー、スティーブ・ポーカロ、デビッド・ペイチといったトトの面々やタワー・オブ・パワー・ホーンセクションが参加。ボビーが特に力を入れたのが、ボブ・マーリーの死に触発されて制作した「ジャマイカ」。この曲は大編成オーケストラを導入しての大がかりなものである。

Runaway review

ビル・チャンプリンのソロ第2作目。プロデュースはデビッド・フォスター。フォスターの他、スティーブ・ルカサー、ジェイ・グレイドン、ジョン・ロビンソン、といったメンバーが参加している。ビル・チャンプリンはほとんどの曲を書いているほか、ギターとキーボードもプレーしている。アップテンポの曲はもちろんのことスローバラードもあり、深みのある低音と張りのあるハイトーンな声を聴かせてくれる。

It Takes One to Know One review

ディテクティブの第2作目。第1作目の延長線上のサウンドである。結局バンドとしての結束が保てず解散してしまった。

This Was review

ジェスロ・タルのデビューアルバム。オリジナルメンバーで制作された唯一の作品である。早くもメンバーチェンジが始まっている。バンド名は、18世紀イギリスの農学者の名前に由来している。

L'intégrale Vol.1 review

アラン・シャンフォーの初期の作品がCD化されたとっても嬉しい作品。日本で大ヒットした「初恋にボンジュール」が何とCD化された。これまで、版権の関係で初期の作品はCD化されていなかったため、これはとっても貴重な音源である。

Heart - Greatest Hits: 1985-1995 review

18曲入りのボリューム感たっぷりのベスト盤。デジタルリマスターされていて音質が向上している。ところが、随所に手を加えた後が見られ、オリジナルと異なる印象に変わっている曲もあり残念な。

Bad Animals review

前作"Heart"は大ヒットし、低迷していたバンドは息を吹き返した。"What About Love?""Never""These Dreams"がシングルヒットした。その好調さを受けて引き続きプロデューサーにロン・ネイビソンを迎えた。そのせいもあって、前作の延長上のサウンドである。やはり同様にホリー・ナイト、ダイアン・ウォーレン、トム・ケリーなど外部のライターの作品を取り上げている。

Heart review

プロデューサーにロン・ネイビソンを迎え制作された会心の作。アン&ナンシー・ウィルソンは優れたソングライターであるにもかかわらず、ホリー・ナイト、バーニー・トーピン、マーティン・ペイジなど積極的に外部のライターの作品を取り上げることで、曲の質を高めた。当初20曲以上のものを用意し、その中の良い曲に的を絞った。
ゲストに、ピーター・ウルフ(Jガイルスバンドの者とは同名異人)、ミッキー・トーマス、グレイス・スリック、ホリー・ナイト、フランキー・サリバンらが迎えられている。
ゲストに、ピーター・ウルフ(Jガイルスバンドの者とは同名異人)、ミッキー・トーマス、グレイス・スリック、ホリー・ナイト、フランキー・サリバンらが迎えられている。

Sufficiently Breathless review

音楽性の相違からボビー・コールドウェルが脱退。新たに3人が加わり6人編成となる。ラテンのビートが利いたアメリカンロックへと変化した。リッチー・ブラックモアにバラードシンガーと言われたロッドのボーカルはこの手の音楽には良く合う。曲は全曲リー・ドーマンが書いている。

Captain Beyond review

キャプテン・ビヨンドのデビュー作。実にヘビー。ロッド・エバンスのボーカルがとっても良い。ボビー・コールドウェルのドラムは上手い。曲は全曲ロッド・エバンスとボビー・コールドウェルによるもの。
